おすすめレベル
サクサク読める:★★★★★
新発見:★★★
ドラマも気になる度:★★★★
短集編なのでサクサク、文系の私にはトリックも斬新でした
ドラマは未視聴ですがシリーズを全て読み終わってからみます
どんな人におすすめ?
- 短編でサクサクおもしろい作品を読みたい方
- トリックにびっくりしたい方
電車の中でもサクサク読めるので、隙間時間にも最適
あらすじ
帝都大理工学部物理学科助教授・湯川学が、友人でもある警視庁捜査一課の草薙俊平に協力して、常識を超えた犯罪と謎を解明する。
短編5作収録。ガリレオシリーズの記念碑的第一作。
感想
ガリレオシリーズは容疑者Xの献身を映画で見たことがあります。
ドラマも少し見たようにも思いますがほぼ記憶もなく。
そのためか、ドラマの一部の演出のイメージが強く、思ったよりも淡々としたストーリー展開は読みながら良い意味でギャップがありました。
ガリレオシリーズのドラマを見ていないのは友達の影響でした。
主人公湯川の相棒役が原作では草薙という男性で、ドラマでは女性になっている点は有名な話ですが、ドラマ化した当時の友人はそのことに大変怒っておりました。
原作では湯川と草薙は対等な関係で、言葉にはしないものの絆がある。
ドラマにするにあたり華やかさのためか、アレンジが加えられたのでしょう。
整理されたわかりやすい文体と興味深いストーリー、私には縁のない科学技術を駆使した謎は、私の通勤のお供に最高でした。
非日常に連れて行ってくれました。
最後の解説は佐野史郎さんでしたが、湯川のモチーフは佐野さんなのだそう。
この世界観を忠実に再現するのなら、佐野さんの雰囲気はぴったり。
最新作まで追いかけます。
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