賢さをつくる 頭は良くなる。良くなりたければ。/谷川祐基 頭の中がクリアになる本

読書記録

おすすめレベル

わかりやすさ:★★★★★

新発見:★★★★

どんな人におすすめ?

  • 社会人(特に若手)
  • 論理的思考が苦手な人

「自分で考えるとはどういうことなのか」 「学校では成績が良かったのに、社会人になってから苦戦」がなぜなのかがわかります

本紹介

思考とは「具体と抽象の往復運動」、頭の良さとは「具体と抽象往復する能力」と定義。

具体と抽象の例、どのように抽象化、具体化するのの方法についてもわかりやすい表現や図を使って説明。

私はKindleで購入し、Apple Pencilなどで書き込みを入れつつ、読んでいます。

論理的思考が会社員になると急に求められるものですが、この本に載っていることはそれ以前のシンプルな話。

具体化、抽象化については人によって得意・不得意な方向があるんだそう。

確かに、自分の部下は若手が多いので余計に顕著だなと思っています。

上司側は苦手な方にも考えられるようなアプローチせねば。

私自身は比較的どちらもできるようになってきましたが、抽象化は経験が少なく苦手ですね。

ロジックツリー。MECEについても記載があり、実践もしやすい。

そのほか、会社の構造の視点も面白く、ぜひ手に取ってみて欲しいです。

社長層は抽象、プレイヤー層は具体についての業務をすることが多いという話ですが、非常に納得感のある話でした。

思考方法だけにとどまらず、思考そのものへの考え方が変わる一冊でした。

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