どんでん返しされたいなと思う瞬間はありませんか。
ミステリが好きです。
謎を解くスッキリする感じが唯一無二だなと思っています。
なのでどんでん返し系も好きです。
講談社文庫の春のフェアになっていたので手に取りましたよ。
作品紹介
ミステリランキング五冠とった本作。
メインの登場人物は表紙の城塚翡翠と香月史郎。
2人が4つの謎を解くミステリ作品です。
あらすじを書くことがネタバレになりそうなので控えます。
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読みやすさ
ストーリー:★★★★★
構成:★★★★★
登場人物:★★★★
トータル:★★★★★
480ページほどあり文章量は多いのですが、謎解きはもちろん、セリフと地の文のバランスが良いのでぐいぐい読んでしまいます。
これを前評判なしで読んだら度肝を抜かれただろうな。。。
キャラクターは多少好き嫌いが分かれるかもしれませんが私は好きです。
一気読みしたい作品なので、長編ミステリで面白いものが読みたい人には読んでみてほしいです。
感想
単行本の「すべてが、伏線」のキャッチコピーの印象が強かったです。
まさに裏切らない、その通りでした。
実は読みながら「よくある感じ?」と思ってしまったんですが、見事に裏切られ。
気持ちよく転がされました。
表紙のイラストやキャラクターの作りについてはラノベのような軽やかさがある。
一方で展開されているのは重い展開。
軽さと重さのバランスが読み進められる秘訣かな。
続編も読みたいです
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