おすすめレベル
サクサクレベル:★★★★★
びっくりレベル:★★★★
読みごたえ:★★★
本紹介
五感(視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚)のうち、視覚は人間が外界から得る情報の八~九割を占めているとのこと。
具体的な視覚障害者の方の話を取り入れながら、様々な観点で分析。
- 空間認識
- 感覚の使い方
- 体の使い方
- コミュニケーションの仕方
リンク
読書背景
ちょうどこれを読んだ時には、パラリンピックが開催されている時でした。
これまでパラリンピックきちんと見たことがなく、無知な私は様々な障害のある方でも活躍している姿に勇気をもらいました。
もう少し違う視点で何か情報を入れられればと思い、手にとりました
感想
自分がいかに視覚に惑わされているかということに気づきました。
視覚障害者の方は情報が限定的なのでシンプルな考え方になりがちらしいです。
一方自分はあらゆるメディア、視覚情報に踊らせている面があるのは否めないです。
自分の生きる世界が視覚によってコントロールされてしまう世界であることの理解が発見でした。
もう一点
「すごい!」という驚嘆の背後には、見えない人を劣った存在とみなす蔑みの目線があることです。「すごい」は単なる「すごい」ではなくて、実は「見えないのにすごい」ということ
第2章 感覚 読む 手、眺める 耳
誰でも生きやすくするための配慮ではなく、過度に目が見えないから特別な能力があるように捉えてしまう自分が怖いなと思いました。
普通に接する上では、物事の捉える方法が違うくらいに行く方がコミュニケーションとしては良いかもしれないと。
ここら辺は本当に無知なのでアンテナ張っていきたい。
老いることは障害者に近づくことでもあり、いきなり日常が奪われ障害者になることもある。
自分の身体が常にこの状態であるとも思わず、異なる状態だから特別なものだとも思わない。
フラットに捉えていきたい。
今、このタイミングで読めてよかった本でした。
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