2021年下半期のベスト本

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下半期は、小説三昧な時間

上半期まではソシャゲに当てていた時間が多かったんですよね。

人生の彩りには十二分効果があったんだけど、一方で睡眠時間を削ったり課金を万単位でしてしまったりすることもある。

自分の人生の重きについてもう一度で考えて、違うことにソシャゲの時間に使っていたことを使うと決めました。

趣味が変える、中学生の時に戻すと決めたのでした。

「趣味を変える」と決めてからは、小説を読む時間が増えました。

逆にビジネス書は半分以下レベルくらいになり、良い時間を過ごせる実感があります。

本との出会い方の変化

今の私のアカウントは読書垢ではないですが、本をお好きな方が多いですね。

Twitterで流れてくる読了本が次に読む本の情報源になることが増えました。

Twitterではずっと言っていますが、選書サービスにも興味がありつつ、まだしっくりくるものを利用できていないところ。

読書の醍醐味は、本との出会い、買いかた、読むこと、読み終わって自分の感想を書くこと、全てのフェーズで楽しめることかなと。

出会い方について2022年は思考錯誤したいと思います。

思い入れの強いベスト本

ベストというからには、何かを選ぶことになるわけです。

どの本を読んでいても「当たりだな」と思うことばかりで、自分にとってとても面白い読書体験でした。

「つまらない本はない」という趣旨のことを京極先生の本で見ましたが、本当にそうだなと思います。

2021年の私の今、特に思い入れの強い本を選出します。

本と鍵の季節/米澤穂信

ビブリオミステリー×日常系×男子高校生

フェア対象本で出会った本。

日常の中のほろ苦さが魅力的。

続編の載った雑誌も2021年12月発売。リアルタイムで追いかけたい

装丁もシンプルですが字体が素敵だなと思います

コンビニ兄弟/町田そのこ

こちらは2021年夏のフェア対象本。面白い本を対象に入れて下って感謝ですね。

働く全ての人に、お疲れのときに読んでほしい作品です。

2021年12月に2巻発売。こちらも絶対読みます

装丁も最近変わったのでみたいです。明るい雰囲気がこの作品らしいな

姑獲鳥の夏/京極夏彦

人生初めての京極先生の作品。分厚さと表紙の怖い雰囲気が痺れます。

ホラーかと思ったら全然違うロジカルな作品です。

一切無駄のない濃密な読書体験。

2冊目を買うのは早かったんですが、まとめて読みたいので年末年始に読む予定。

賢さをつくる 頭はよくなる。よくなりたければ。/谷川祐基

小説ばかりを読んでいる中で珍しいジャンル。

思考の持ち方が勉強になった作品でした。仕事でバリバリ実践してます(効果はわからないけどね)

文章も読みやすいので興味のある方はぜひ。

タイトルのインパクトがすごい

リボルバー/原田マハ

ゴッホ展に行くにあたり、ゴッホへのインプットしたいことも理由で読んだ本。

ゴッホへの興味・理解度、西洋美術についても少し理解度が上がりました。

特に、印象的だったのが人間としてのゴッホへの解像度の上がったこと。

原田マハさんの本をもっと読みたいと思って購入しつつ積んでます(楽しみすぎて逆に積む)

表紙も最高です。

悲しみの秘義/若松英輔

短く読みやすく、さまざまな引用が美しい。

日本という国自体は色々課題はありますが、日本語は美しいなと思います。

最近も悲しいことが多いですが、そんな中に手に取ってほしい本。

出会えたことに感謝。

電子書籍で購入しましたが、紙でも持っておきたいなと思ってます。

おめかしの引力/川上未映子

最近読んだ作品ですが、おめかし心が止まらなくなる本

明るい中にも、<見られる側>のリアルな問題などにも少し言及しているところも良いです。

おちくぼ姫/田辺聖子

これは記事を書いてないですね。

読んだのは2ヶ月くらい前なんですが、色々あってスキップしてしまっています。

日本版シンデレラを明るく、わかりやすく田辺さんが訳してくださっているので好きな作品になりました。

シンデレラになるならきっと最後はハッピーエンドのはずなのに、続きが気になってしまう。

表紙も華やかですてきです。

Kindle Unlimitedでも読めるはずです

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