おすすめレベル
わかりやすさ:★★★★
実践しやすさ:★★★
具体的度:★★★
本紹介
本書は、「プレイングマネジャー」の仕事を、劇的にラクにすると同時に、チーム全体で成果を上げるためのノウハウを紹介する本です。
なぜ、「マネジャー」や「リーダー」ではなく「プレイングマネジャー」なのか。
https://kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761274290
それは、一般的に「マネジャー」「リーダー」と呼ばれる、経営者や上級管理職など、マネジメント専業の仕事と、プレイングマネジャーの仕事との間には、本質的な違いがあるからです。
私がこれを買ったのがまさしくこの部分。
マネジメントだけの本も読みますし、実践するんですがとにかく時間がなくて自分の残業時間が増えるだけだった。
私の個人的な事情を話すなら、おそらくプレイングマネージャーから外れることは会社の都合的に難しくなっています。
プレイングマネージャーとしての専門性を磨くしかないというわけです。
感想
自分に欠けているなと思ったのが周りを頼るという姿勢です。
この本のメッセージの中にはマネージャーがいなくても回るチームを目指すことの重要性を繰り返し書いています。
そもそも私は性格的に周りに頼るのが苦手で、自分でやるのが早いと思っています。
それに自分が全部ではなくてもできるだけあらゆることを把握しておきたいという性格です。
ただのマネージャーでもそうでしょうが、プレイングの部分を担当していると尚更、全部を把握するのは難しいです。
そこで求められるのが部下が自分から考え行動することになります。
自分からワクワク考えて行動していける組織を作ることがプレイングマネージャーに必要というメッセージは非常に腹落ちするものでした。
私が書いているのはかなりざっくりした要約にも満たないエッセンスなのですが、これに対して腑に落ちるプレイングマネージャーさんはきっと学びがあるのではないかと思います。
一方で、個人的に残念だったのは仕事の時短テクニックが私の仕事においてはほぼ使えないものばかりだった点です。
これは付録だと思うのでしょうがないと思うのですが。
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