読書背景
今見て思ったけど、随分夏の本を手に取ったものです。
真逆の季節でも楽しめるのが読書の醍醐味。
筆者の田丸雅智さんはショートショートのコンテストで優勝された方だそうですね。
ショートショートといえば星新一さんのイメージが強かったですが、さまざまな方がまだまだ切磋琢磨されているんですね。
短い中に凝縮されている世界がいいですよね。
昔、小学生~中学生までは星新一さんの本を読んでいて想像を膨らませたものでした。
作品紹介
この作品は同じ街を舞台にした一話5分程度のショートショート集。
どちらかというとブラックな作品が多い印象でした。
各作品のモチーフは言葉遊びから連想されることが多いので、イメージしやすい。
金魚すくいならぬ、人魚すくいなど。
「その発想はなかった」という着眼点が面白い。
言葉遊びや想像力が高まりそうなテーマ選び。
描写はかなりわかりやすい簡潔な文章構成なので、あまり本を読まない方や高校生くらいまでの方にも良さそう
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感想
個人的には自分は対象者じゃない本だろうなと思ってしまいました。
背景としては、年齢と読書歴のことを指しています。
文章の書き方がわかりやすい反面、面白味には欠けるのでもう少し読み応えのある文章が好きかな。
年間でもそこそこ本を読んでいるので息抜きの側面はあるものの、もう少し捻りがあると嬉しいかな。
文章のせいかなんとなく若い印象があったので、そこも少しギャップがありました。
田丸さんの作品は存じないので、もし他におすすめがあればツイッターなどにいただけると嬉しいです
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