東野圭吾先生の作品はどれを読んでも面白い。
ドラマは未視聴なのだけど今回の謎もドラマ化済み?
ドラマならではの表現が気になりました。
どんな作品?
ガリレオシリーズの第二弾の、連作短編集
通常であればオカルトのように思われる謎を天才物理学者の湯川が解く。
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ガリレオシリーズは福山雅治さん主演でドラマ、映画化しています。
ドラマは(私はちゃんと見たことがないですが)
キャラクターが際立つような演出やキャラクターの変更がされているよう。
無駄がないテンポの良さ
前作でもサクサク話を進むところが好きで楽しませてもらいました。
しばらくは他の本を優先していて、積んでいましたが
ミステリーをサクサク読みたくて読み始めました。
無駄のない文章で的確に淡々と進む、話の雰囲気と文章がぴったり。
期待通り、私の時間を忘れたい電車内で没入できました。
魅力的な登場人物
警察の草薙と物理学者の湯川の組み合わせが好きです。
無駄がない湯川であっても、子どもがあまり得意ではないようで
若干リアクションが通常と異なることもあり
そういったところもいいですね。
草薙さんが色々聞いてくださるおかげで、なんとか文系で科学に疎い私でもついていけています。
湯川のモデルは佐野史郎さんですが、ドラマだと福山雅治さん。
イメージする際、佐野さんだとかなりハードボイルドなイメージ。
これはこれで見たいですよね。
オカルト×ミステリー
現代が舞台なので一見オカルトのように見えても、実は原因があるわけですが。
(オカルト系だと京極夏彦先生を思い出しますね。)
夢の仕組みとかも普通に勉強になります。
第五章が1番ぞくっとするラストでした。
他とオチの付け方が違うんですよね。
ガリレオシリーズは現在10作まで
次が「容疑者Xの献身」です。
映画は数回見ている作品でとても好きです。
ガリレオシリーズの長編、原作だとどのような雰囲気なのかどきどき。
東野先生の長編は実は読んだことがないので楽しみ。
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