今村翔吾先生の作品は初めて読みました。
時代小説をたくさん書かれている方とのこと。
なんとなくとっつきにくく、あまり時代小説は読まないのだけど読みやすいと聞いたのでチャレンジ。
これなら読める!
作品紹介
明治が舞台。
大金を得る機会を与える怪文書が日本各地にばら撒かれ、強者たちが京都の寺に集まった。
そこで始まったのは、こどくという点取をしながら東京を目指すというもの。
主人公の剣客・嵯峨愁二郎は12歳の少女・双葉と共に目指すことに。
リンク
こんな方におすすめ
- 時代小説が好き
- デスゲーム作品が好き
- エンタメ系の作品を読みたい
読みやすさ(5点満点)
ストーリー:★★★★
構成:★★★★★
登場人物:★★★★
トータル:★★★★
全9章で構成。
いろんな視点で描かれますが区切りがあるので混乱することもありません。
文章も用語以外は現代の言葉なのでとても読みやすいです。
感想
漫画みたいに読めるエンタメ時代小説
デスゲーム系の漫画が好きな人は好きだと思う
時代がわかればより楽しい、そうでなくても楽しめる
キャラ立ちしているので読みながら想像もしやすい
勝って欲しいと思った人物が負けたりするので、少年漫画みたいだなと思います。
それぞれのバックグラウンドがかっこいい。
歴史を自分のことを自分で考えることができる
明治という時代は北海道を侵略していった時代でした。
アイヌが自分たちの信仰を持ち、幸せに生きてたのにそれを壊したわけで。
侵略していた事実についてはわかっていたけど、民族の目線では考えたことはなかったな。
胸が痛くなるな、昔習ったのに、すっかり忘れていました。
江戸から明治になった時代というのも、ロマンのある時代ですね。
武士の誇りをかけている感じがかっこいい。
全然まだ途中な状態で全然終わっていません。3部作らしいです。
続きが早く読みたいです。
コメント