ふと恐竜のいた頃に思いを馳せることがある。
恐竜はお好きですか?私は好きです。
なんと言っても大きさの迫力がいい。
恐竜展に行くものの、恐竜の種類は詳しくないレベルですが読んでみました。
作品紹介
筆者の川上和人先生は鳥類学者。
恐竜は鳥類の祖先のため、恐竜の発見されている事実と鳥類を比較しながら恐竜の生活や進化を浮かび上がらせる科学エッセイ。
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読みやすさ
文章:★★★★
構成:★★★★★
わかりやすさ:★★★
トータル:★★★★
感想
文体がライトで読みやすい。
名言とかの言葉をもじっているから、元ネタを知っているとニヤニヤできる。
下部に補足が記載してあり、あまり関係ないことに対して書いてあったりする。
説明と息抜きのバランスが取れている。
説明上、一定の理解しにくく反復して咀嚼が必要な印象なところはあった。
400ページごえで字も小さいので結構なボリュームがありますが、筆者のゆるい文体のおかげで挫折することなく読み切れました。
恐竜に関心のあるライトなファンにはちょうど読みきれるのではないかな
文庫の仕様上、色や写真などの視覚的な情報はやや少ない印象を受けました。
(補足のために恐竜図鑑も読みました)
2021年度の新潮文庫の100冊で購入していた本ですが、
知的好奇心を満たしてくれるので夏休みの感想とかにも良さそう。
今年の対象にはなるのかしら。
ちなみに、本文中に<進化>というキーワードがよく出てきますが
「そもそもなんで進化するの?」という疑問がずっと取れなくて、ブルーバックスで買ってきました。
補足で読んだ本はこちら(Kindle Unlimited対象です)
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次の興味を持った本はこちら
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